今年は、アメリカ、ヨーロッパの茶業関係者の来店が目立ちました。海外の茶店では、紅茶、緑茶(中国茶、日本茶)、烏龍茶を売っていますが、日本茶は高級な飲み物になりますのでリッチな人達が飲んでいるようです。ただ共通するのは茶業者達が一様に日本の文化に精通していることです。彼らは「わび、さび」のイメージは持っていますので焼締等渋め茶器を好みます。それと抹茶碗と茶筅は必須商品になっています。日本茶のセールスポイントは自然、健康が全面に出ますが味覚も徐々に評価されるようになっています。コップ、ワイングラス等のガラス製品はフランス製が多いですが、冷茶碗は海外では造っていないので日本から購入していきます。鮮やかな緑茶の色を見せるために一年中使っているところもあるようです。 |