常滑焼急須の製法
<昭和の製法 1980年>



鉄分を含んだ土
野積みして風化させ不純物洗い流す
水簸して不純物を除く
何度も繰り返す
ミルで擂って細かくする
滑らかなクリームのような粘土を造る
土を締めて粘土を板状にする 真空土練機で空気を抜く 菊練で空気を抜く


口造り  手の部分のロクロ挽き 蓋のサイズを合わせる
ロクロで挽いた直後の手と口 手と口は胴のアールに合わせて切る 水切れが良くなるように調整
口と胴を同じ粘土で接着 刀で彫刻します

焼成方法
朱泥は酸化焼成 朱泥をおがくず等に埋めて蒸し焼きする 少し温度を低くして蒸し焼きする
焼成後蓋は研磨して合わせる 同じ大きさで方向をそろえて空けてゆく 茶漉しは一つ一つの穴を手で開ける
急須は五個のパーツを接着して組み立てます 焼く前に布で磨きます
資料常滑焼茶器陶工名鑑
ささめ製法>