こうざんもうほう
黄山毛峰
Huang shan mao feng
黄山毛峰は、中国三大緑茶の一つです     毛峰2
中国安徽省の茶は、宋の時代に始まり明朝の時代には盛んに生産されました。黄山毛峰は、清朝の時代に謝裕茶屋(謝静和)でつくられ売り出されました。黄山毛峰は、龍井等の緑茶とは少し製法が異なります。釜で炒りあげ殺青(発酵をとめる)したあと揉捻せず炭火で炙る。細嫩(若柔)こう(火共)青と言う手法で作られるの
で「
雀舌」と呼ばれる茶葉の形をしています。




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         黄山毛峰の淹れ方
急須・茶壷を温めてから日本の高級緑茶と同じように70から80度に冷ましたお湯で抽出して呑みます。日本茶を呑みなれた日本人には、沸騰したお湯で茶葉が沈んでから呑むほうが味が濃くなります。中国の茶壷は、湯、茶の香りをまろやかにします。中国茶は日本茶のように揉捻しないので繊維が残っています日本茶より抽出に時間がかかります。茶葉の量は、たっぷり入れてください。中国茶は、ゆっくりと淹れて味わってください。


呑みなれてきたらコップに茶葉を入れて茶葉を見ながら呑むのも楽しいものがあります。茶葉は開きながら沈んでいきます。 茶葉は、芽の内に摘まれますから非常にやわらかいです。夏は、冷茶にして呑んでみてください。中国緑茶の独特な香りがおさえられ初めて呑む方にお勧めです。